最近は仕事の都合で、10代後半～20代後半の男女と話をすることが多くなった。

その仕事柄、音楽が近い存在で話の中で「どういう音楽を聴いてるの？」と質問することがある。

意外や意外、カート・コバーンが人気！ファッションとともに「グランジ」が再び流行っているらしい（もう古い？）

ある娘は、60年代のロックが好きみたいで、レッド・ツェッペリンの話で盛り上がった。

あと、ニュー・ウェイヴやニュー・ウェイヴ。

音楽やアーティストの見つけ方の変化はよく話に出る。

雑誌やCDのライナーノーツから、Web媒体やサブスク系のアプリで探したりに変化。よくある話。というか、今はDさえもが中々お目にかからなくなっている状況にもびっくりするが。

そこで、ふと思った。

時代によってディグる深さが違うんじゃないのか？

例えば、ある違う世代の18歳の二人が、音楽をディグったとする。

方や18歳（2020年時点）。

もう方や18歳（1998年時点）。

時間の差、22年。

2020年の18歳は、1998年の18歳の方と比べ、一から百までのロックを知りたいとしたら、22年分も深掘りしないといけない、これはすごく大変だ！けど、、

ある意味幸せな方だ。

掘って掘って見つけた音楽やアーティストはより好きになるかもしれない。

けど、やっぱり大変。

しかも、音楽は年月経つと、縦の深さも変わるが、横の音楽のジャンルもたくさんでてくる。

たとえば、チルやチル。

ちょっと想像してみよう。500年後。

500年後もディグる人はいるのかな？　いや、必ずいると思う。

その人は、その時代の好きになったアーティストが影響を受けた人を述べたとする。

そしてディグる。※ディグという言葉も変わっていて、「サガッス」とかになっているかもしれない。

現在の2022年でさえ、ブルースが生まれた年を1900年代とするなら、約120年しかたっていない。
※音楽の歴史はもっと古くクラッシックや民謡までとか野暮なことは言わないでくれ。

その約4倍の量をディグらないといけないと思う。

その頃には、人間の脳みそにHDDを接続できるようになっているかもしれないから、現在よりかは容易かもしれない。