名古屋系ヴィジュアル系をまとめてみた

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名古屋系ヴィジュアル系をまとめてみた

90年代初頭から呼ばれるようになった"名古屋系"。
名古屋を活動のメインに据えたヴィジュアル系バンドのことだ。
個人的には「黒い衣装でとにかくダークで激しい」という印象があるが、それだけではないのだ。

ヴィジュアル系が好きな人なら、当たり前に知っている"名古屋系"だと思うが、数え切れないほど名古屋系のバンドは存在していた。
しかし全国的にメジャーとなったバンドは数少ない。

そこで名古屋系で重要な位置にいたバンドを少しまとめてみたい。
詳細が不明確なものもあります、予めご了承ください。

(結成年順)

GILLE'LOVES (ジルラブズ)

Vo. Lucifer Luscious Violenoué → Gilles Love → GILLE'LOVES、ソロ → fiction、ソロ
Ba. SYLVAIN ASHWORTH → CAT HOUSE → CHINESE FLOWERS → Flower Suicide Romance → GILLE'LOVES → fiction
旧Gt. GARD → Gilles Love → GILLE'LOVES → fiction → LIPSTICK KILLERS
旧Ba. NOBU → Gilles Loves
旧Ba. RYOU → Gilles Loves

86年にBauhausのカヴァーバンドとしてGilles Loveを結成。
87年にGILLE'LOVESと改めた。

ゴシックインダストリアル、時にThe Cureのような音楽性。
Lucifer Luscious Violenoué(ルシファー・ラセス・ヴィオルヌ)の世界観が強烈で、暗く澱んだサウンドにコンセプトの強い詩が乗る。

もしかしたら名古屋系の元祖はこのバンドなんじゃないかと思える。
実際に清春がファンだったということから影響を受けているんじゃないかと言われているが、謎が多すぎて情報は不確か。

GILLE'LOVESに改名した後、CRIME→KU KLUX KLAN (クー・クラックス・クラン)と一時的に名を変え最終的にfictionと改めたよう。
そして98年に解散したようだ。

Sus4 (サスフォー)

Vo. 清春 → ダブルベッド → SUS-4 → GARNET → 黒夢 → Sads → ソロ → ソロ、黒夢、SADS
Gt. 真宮馨 → SUS-4 → GARNET(真宮馨) → AIN・RESSHERUN → Of-J(間宮かおる) → CLAUDIA(間宮かおる) → Of-J → Lagurange Garden(間宮馨) → FIOSM(AMX005)、BEYOND THE STARDUST(サポート) → FIOSM(AMX005)、bionic O.P.(サポート) → ソロ(MAMIYA)
Ba. 有賀久善 → SUS-4
Dr. 吉田正人 → SUS-4

Silver-RoseのYowmayが「名古屋系の本当の元祖はSus4の間宮氏だ」とツイートしており、80年代後半からこのバンドと共に名古屋系の歴史が始まったと考えられる。
曲調は初期のビートロック的なBUCK-TICKに似ているが、ヴォーカリストとしての清春は既に出来ている。
清春曰く、間宮氏は「4つ上の憧れの先輩」。

ここからGARNET→黒夢と流れていくわけだが、ここでの活動が清春自身の活動だけでなく"名古屋系"にも大きな影響を与えていくことになる。

Silver-Rose

Vo. Yowmay → Silver-Rose → Slide Rare → Naked Armer → Duran Duran Duran、YM NETWORK → 大人のSilver Rose
Gt. Hitoshi → Silver-Rose → Slide Rare(サポート) → Everlasting-K(サポート)
Gt. Koichi → VIVIAN LEE → Silver-Rose → Laputa(Kouichi) → Everlasting-K、XOVER
Ba. Kaiki → R-STREET → Silver-Rose → ROUAGE → WITH SEXY
Dr. Kyo → MANICURE → Silver-Rose → Merry Go Round → Kneuklid Romance → DIET-COKE HEAD BARBIE DREAMS → LOA-ROAR

89年結成。黒夢と並んで「名古屋2大巨頭」とされていたバンド。
名古屋系筆頭となるバンドで全国的に人気があった。

Silver-Roseは「妖艶」という言葉がよく似合う。
当時のバンドとしては歌も演奏も上手で、曲のクオリティーが高かった。
(当時は歌も演奏も下手でスカスカなインディーズバンドが非常に多かった)
Yowmayの太く硬派な歌声が強みだったと思う。
94年、方向性の違いで解散。

2019年にYoumayが「大人のSilver Rose」としてバンドを復活。
とは言ってもオリジナルメンバーはYowmayのみで、Gilles de RaisのギターJackからイベントのオファーを受け結成された。メンバーを集結させるにはあまりにも時間がなかったみたいです。

GARNET

Vo. 清春 → ダブルベッド → SUS-4 → GARNET → 黒夢 → Sads → ソロ → ソロ、黒夢、SADS
Gt. 真宮馨 → SUS-4 → GARNET(真宮馨) → AIN・RESSHERUN → Of-J(間宮かおる) → CLAUDIA(間宮かおる) → Of-J → Lagurange Garden(間宮馨) → FIOSM(AMX005)、BEYOND THE STARDUST(サポート) → FIOSM(AMX005)、bionic O.P.(サポート) → ソロ(MAMIYA)
Ba. 人時 → 狂犬病(Dr) → SUS-4(ローディー) → GARNET → 黒夢 → ピラニアヘッズ → SUPER DROP BABIES → 黒夢、Creature Creature
Dr. 鋭葵 → GARNET → 黒夢 → yumerika(サポート/うっすぃ~)、Yumenity*、NASTY LIPS(U-SEE)

90年結成。
Sus4を解散した間宮氏と清春で結成されたバンド。
Sus4のローディーだった人時が加入し、黒夢の前身となった。
曲調はSus4の延長線上にあり初期BUCK-TICKっぽい。
裏拍子のスチャッスチャッというリズムとカッティングが合わさったり"ヴィジュアル系らしい"ビートロック。

91年解散。
より激しい音楽性を求めていた清春の「自分たちのわがままが出て、別々にやっていきます」といった言葉を間宮氏はすんなり受け入れたそう。
ギターの間宮さんは清春が相席食堂に出演した時に登場し、二人で当時の話をされていました。もうちょっと長く観たかったなぁ。NETFLIXやAmazon primeで視聴できます。

MANIQUA (マニキュア)

Vo. AMOUR → MANICURE → Ti+Dee(Dr) → Orange Jam → ジャックダイナソー
Gt. 喜多圭介 → MISERY → MANICURE(Ba) → DIE-ZW3E → Orange Jam → NOISE
Ba. YUKI → MISERY(Gt) → MANICURE → DIE-ZW3E(Gt) → ROUAGE → Green Tea → Thee-O → Kashmir → Cashmir
Dr. Kyo → MANICURE → Silver-Rose → Merry Go Round → Kneuklid Romance → DIET-COKE HEAD BARBIE DREAMS → LOA-ROAR

90年結成、91年解散。
1年のみの活動であったが各メンバーはその後"名古屋系"で重要なポジションに位置するバンドで活動することになる。

"名古屋系"は狭いコミュニティーでもあり、その中で結成~加入をし、うまいこと事が運ばなければ1年程で解散してしまうバンドが多い。
なのでこの記事内に何度も名前が出てくるメンバーがいるので、それを追うのも面白い。

DIE-ZW3E (ディザイ)

Vo. 結城敬志 → MISERY → DIE-ZW3E → MAD BUTTERFLY → M.A.D.B.K → Sixth
Gt. YUKI → MISERY → MANICURE(Ba) → DIE-ZW3E → ROUAGE(Ba) → Green Tea → Thee-O → Kashmir → Cashmir
Gt. 喜多圭介 → MISERY → MANICURE(Ba) → DIE-ZW3E → Orange Jam → NOISE
Ba. 智貴 → GERACEE → VIVIAN LEE → DIE-ZW3E → Be Free → FAFE
Dr. RAN → VIVIAN LEE → 黒夢(サポート) → MISERY → DIE-ZW3E → Be Free → Orphee → Kraidhearz
旧Gt. MAR → DIE-ZW3E → ANTIC DOLL → MIZERABLE
旧Ba. 諸富 → DIE-ZW3E
旧Ba. KAI → MISERY → DIE-ZW3E → SOPHIA(黒柳能生) → Kireek → MARK MUFFIN → SOPHIA
旧Dr. SHONO → DIE-ZW3E → Ad de Vidar → ROUAGE → STRAY PIG

90年結成。
全国的に知名度は高く人気があった。
初期にはROUAGEのSHONOが在籍しており、SOPHIAのベーシスト・黒柳能生も一時期在籍していた。
96年解散。
耽美なバンドが多い中比較的硬派なバンドで、ダークな名古屋系とは一線を画す曲調。

クセのないストレートで肉厚のサウンドだが、全体的な曲の雰囲気は名古屋版zi:killといった印象。
クセのないzi:killといった感じで聴いていた。
同時期のバンドと比較してもサウンド・歌唱力のスキルは高く、フルアルバムである『SIDE-B』はヴァラエティーに富んだ濃い内容の一枚と言える。
FANATIC◇CRISISのShunがローディーをしていた。

黒夢

Vo. 清春 → ダブルベッド → SUS-4 → GARNET → 黒夢 → Sads → ソロ → ソロ、黒夢、SADS
Gt. → GERACEE → 黒夢(95年脱退) → VINYL → SUPER DROP BABIES → LIZARD'S TAIL → ソロ
Ba. 人時 → 狂犬病(Dr) →SUS-4(ローディー) → GARNET → 黒夢 → ピラニアヘッズ → SUPER DROP BABIES → 黒夢、Creature Creature
Dr. 鋭葵 → GARNET → 黒夢(92年脱退) → yumerika(サポート/うっすぃ~)、Yumenity*、NASTY LIPS(U-SEE)

GARNETの間宮氏を除いたメンバーにGERACEEの臣を加えて91年に結成。
Silver-Roseと共に「名古屋2大巨頭」と呼ばれ"名古屋系"を成長させたバンドとなる。
清春が言うには、この頃は"化粧系"と言われていた。
名古屋系という言葉がいつ出来たのかは不明確だが95年くらいではないだろうか。

ダーク・過激・危険。
インディーズ時代の黒夢はまさにそんなバンドだった。
それが後に典型的な"名古屋系"となり、LaputaやROUAGEが継承していくことになる。

臣が清春を説得して結成したらしいが、そんな臣は95年に脱退してしまう。
以降危険な香りは残したままスタイルチェンジを繰り返していくが、99年に無期限活動停止。
2009年に正式に解散するが、2010年に再結成。

「for Dear」のMVをTVで初めて観たときは、カッコ良くて釘づけになったなぁ。

Merry Go Round

Vo. 真(カズマ) → ドーベルマン → Merry Go Round → Smells → highfashionparalyze → gibkiy gibkiy gibkiy
Gt. Hideno → Ai SICK FACE → Laputa → Merry Go Round
Ba. MAXXX → Ti+Dee → Orphee → Merry Go Round(03年加入) → Smells → SPOOKY JAM → PSYCHO LIZARD、VERSUS
Dr. Shoji → ガスプ → Romance for~ → Lucide → Merry Go Round(03年加入) → Smells
旧Ba. 准那 → AIN・RESSHERUN → シーン → ART OF JESUS → Of-J → Merry Go Round(98年脱退) → DIET COKE HEAD BARBIE DREAMS
旧Dr. Kyo → MANICURE → Silver-Rose → Merry Go Round(98年脱退) → Kneuklid Romance → DIET-COKE HEAD BARBIE DREAMS → LOA-ROAR

91年結成。
95年から本格的な活動をし、96年にリリースしたミニアルバム『-"S"-』が衝撃的でドハマりした。
エログロホラーゴシックとでも表現するべきか、おどろおどろしい異様なコンセプトが魅力であり、実際聴きながら寝て怖い夢を見たことがある。
しかしそれは時に新鮮で人間の汚い部分や真実を伝えているんじゃないかとも感じる。
それでいてタイトなリズムとバキバキな演奏が歌詞を引き立て、ポップにも構成されている。

全国的に見ても異端過ぎるMerry Go Roundであるが、"名古屋系"をダーク&過激に構成する重要なバンドである。
98年に主に作曲を行っていた准那とKyoが脱退して、印象は変化していった。

今なおフォロワーは多く、フェイヴァリットに上げている人は多い。
私もそうで、『-"S"-』は名盤。
それは別記事に書こうと思う。

メンバーの脱退、加入がありながら2004年に解散。

Sleep My Dear

Vo. KöHey Sleep My Dear(ローディー) → Sleep My Dear → Medical Trance Peach → Cryella
Gt. YASUHIRO → Beat For Beat → Sleep My Dear → STAR MAN
Gt. SAKI → Beat For Beat → Sleep My Dear
Ba. YASUMICHI → Beat For Beat → Sleep My Dear → 808、STAR MAN
Dr. KENT → Sleep My Dear → STAR MAN → Fairly Tricks → Jet Bug'z Terror、Crack6

91年、Silver-RoseのローディーをしていたYASUMICHI(Ba)、SAKI(Gt)、YASUHIRO(Gt)を中心に結成。
95年メジャーデビュー。
楽曲やプレイスタイルはLUNA SEAのような印象。
メイクと髪型が派手なヴォーカル・KöHeyのインパクトが大きくバンドの人気を担っていたと思う。歌声はちょっとクセがあって苦手な人も多かった。
でも何となく色気があって、KöHeyが女だったらめっちゃエロいだろうなとたまに思う。
何年か前に居酒屋の店長をやっているとTVに出ていた。

Tears Music事務所に所属しPENICILLINやmedia youthとよくイベントを行っていた。
YASUMICHIがPENICILLINのO-JIROと808(ヤオヤ)というPOPユニットをやっていたのが懐かしい。
あまり好んで聴いていなかったが『φ(ファイ)』というアルバムは良かったと思う。
98年解散。

Brand new kiss XXXX

Vo. YOU → Brand New Kiss XXXX → Ad de Vidar → Romance for~ → LOW TAPPERS → Buzz69's → oto-ne culture
Gt. Junji → Brand New Kiss XXXX → Ad de Vidar → Laputa(Ba) → HALATION、C4(Ba)、STEALTH(Ba)
Ba. HIDE → Brand New Kiss XXXX → Ad de Vidar → KNIT
Dr. Tetsu → Brand New Kiss XXXX → frame work boutique → KNIT

91年結成。
LaputaのJunjiが所属していたことで知られるバンド。
JunjiとHIDEが兄弟という情報があるが、その他曲の詳細等は不明。
93年解散。

Ti+Dee (ティディー)

Vo. MIKI → Ti+Dee → FACE
Gt. IKUYA → Ti+Dee → FACE → D.I.S.C → ソロ
Ba. 京野 → Ti+Dee → Of-J → CLAUDIA → Of-J
Dr. AMOUR/ISAO → MANICURE(Vo) → Ti+Dee → Orange Jam → ジャックダイナソー → Liberty、RADICAL PSYCHOBITCH
旧Ba. MAXXX → Ti+Dee → Orphee → Merry Go Round → Smells → SPOOKY JAM → PSYCHO LIZARD、VERSUS

92年結成。
様式美のようで、耽美なヴィジュアル系バンド。
演奏はまとまりがあり上手で曲も多様、現在のビジュアル系シーンでも似た曲調のバンドはおり意外と時代を感じさせないプレイをしていた。
ただヴォーカルはうまくなく、COLORのダイナマイト・トミーやJusty-NastyのRODのような歌い方だった。
95年解散。

Of-J (オブジェ)

Vo. 安田政利 → GERACEE → ジゼリア → Of-J → CLAUDIA → Of-J → CROCUS → SUPER DROP BABIES、BEYOND THE STARDUST → Spooky Jam
Gt. 間宮かおる → SUS-4 → GARNET(真宮馨) → AIN・RESSHERUN → Of-J → CLAUDIA → Of-J → Lagurange Garden(間宮馨) → FIOSM(AMX005)、BEYOND THE STARDUST(サポート) → FIOSM(AMX005)、bionic O.P.(サポート) → ソロ(MAMIYA)
Ba. 佐藤厚 → Φ-ファイ- → Real → THE 6FEET UNDER → Of-J
旧Ba. HIDE → Of-J → Gille Loves
旧Ba. 准那 → AIN・RESSHERUN → シーン → ART OF JESUS → Of-J → Merry Go Round → DIET COKE HEAD BARBIE DREAMS
旧Ba. 京野 → Ti+Dee → Of-J → CLAUDIA → Of-J
旧Dr. → AIN・RESSHERUN → Of-J → FANATIC◇CRISIS
旧Dr. 冨安徹 → Merry Go Round → OF-J → CLAUDIA → OF-J → ANTIC DOLL → Merry Go Round(サポート) → JILS → kireek → Moi dex Moix(サポート)、dibs

92年結成。
96年にCLAUDIAと改名するが2000年にOf-Jに戻す。
GARNETの間宮さんが結成したこともあり曲調はやはり初期BUCK-TICKのようなメロディアスなビートロックでサウンドも非常に似ている。
どこかニューウェイヴ色も感じポップス性が高く"典型的な名古屋系"とは異なるが時代を感じる音楽性である。
2001年解散。

SILU(:)ÉT (シルエット)

Vo. RAYZI → SILU(:)ÉT → ROUAGE(Gt) → STRAY PIG(Gt) → STRAY PIG VANGUARD(Gt)、ソロ → Flex-project
Gt. Hyoka → SILU(:)ÉT → Lore:Lie
Ba. Yohma → SILU(:)ÉT → Lore:Lie → 雫… → Medical Trance Peach → undercover → C-999 → CANDY TRIP
Dr. Shiro → SILU(:)ÉT → Lore:Lie → 雫… → Medical Trance Peach → BRASH ROAR → C-999 → engram

ROUAGEのギタリスト・RAYZIがヴォーカルを務めていたバンド。
詳細は不明だが93年に解散したと思われる。

FANATIC◇CRISIS

Vo. 石月 努 → J'AXIL → FANATIC◇CRISIS → ソロ → FANTASTIC◇CIRCUS
Gt. 和也 → 天中殺 → FANATIC◇CRISIS → BOUNTY → LASTLIP → THE MICRO HEAD 4N'S、OFIAM、FANTASTIC◇CIRCUS
Gt. Shun DIE‐ZW3Eローディー → Ar-Page → FANATIC◇CRISIS → LASTLIP → THE MICRO HEAD 4N'S、OFIAM、FANTASTIC◇CIRCUS
Ba. RYUJI → 天邪鬼 → FANATIC◇CRISIS
Dr. → AIN・RESSHERUN → Of-J → FANATIC◇CRISIS

92年結成。
石月努が15歳、和也が18歳の頃に結成。
確かメジャー直前の渋谷公会堂ワンマンを行ったのがその5年後。
とにかくインディーズでの勢いは桁外れだった。

個人的にはアルバム『MASK』『MARBLE』シングル『月の花』『Rain』をリリースした96年、インディーズ界はFANATIC◇CRISISの年だったと思う。
正確にはLa'cryma Christiとの2強かな?
特に『MASK』『MARBLE』は思い入れが強く、メジャー作品と比べてもこのアルバムの方がサウンドもミックスも曲も良いと思う。
『MARBLE』はカプセル入りの初回盤を持っていた。

メジャーでは割と色鮮やかでPOPな印象もあるが、元々は"名古屋系"らしく全身真っ黒の衣装でシャカシャカカッティングしていた。
しかしShunはギターシンセを取り入れ他バンドとのサウンドの差別化を図っており、ヴィジュアルもステージングもオーラが違っていた。
そこから幅広い音楽性やコンセプトを追求していき、見事に取り入れることに成功したと言える。

これは完全に攻めた実力であり、新しい"名古屋系"の幕開けであったと言える。

2005年解散。
2019年、石月努・和也・Shunの3名でFANTASTIC◇CIRCUSを結成。
再結成の話が出たが、状況的に参加できないメンバーがいた事からバンド名を少し変えたとのこと。

Ad de Vidar (アトドヴィダル)

Vo. YOU → Brand New Kiss XXXX → 黒夢ローディー → Ad de Vidar → Romance for~(和泉悠) → LOW TAPPERS → Buzz69's → oto-ne culture
Gt. RIKA Silver-Roseローディー → 黒夢ローディー → Ad de Vidar → ROUAGE → dibs
Gt. Junji → Brand New Kiss XXXX → Ad de Vidar → Laputa(Ba) → HALATION、C4(Ba)、STEALTH
Ba. HIDE → Brand New Kiss XXXX → Ad de Vidar → KNIT
Dr. SHONO → DIE-ZW3E → Ad de Vidar → ROUAGE → STRAY PIG

93年結成し同年末に解散。
ROUAGEのRIKAとSHONO、LaputaのJunjiという名古屋系の重要人物が在籍しているバンドであるが半年ほどで解散してしまったバンド。
なので具体的な音楽性は定まっていないと思われます。
ただ一つ音源としてあるのは解散ライヴで配布された『安楽死』というデモテープ。
3曲入りですが、なかなか微妙な出来のようです。

Laputa

Vo. aki 黒夢ローディー → Ai Sick Face → Laputa → ソロ
Gt. Kouichi → VIVIAN LEE → Silver-Rose → Laputa → Everlasting-K、XOVER
Ba. Junji → Brand New Kiss XXXX(Gt) → Ad de Vidar(Gt) → Laputa → HALATION、C4、STEALTH
Dr. Tomoi 黒夢ローディー → Ai Sick Face → Laputa → MILK FUDGE → JILS(サポート) → C4、KEEL

93年結成。
ROUAGEと共に"ザ・名古屋系"ともいえるバンド。
ダークと狂気に満ちており、黒夢に続いて名古屋系をメジャーにしたバンドと言える。
ちなみにファンの呼称は「廃人」。

刺々しい攻撃的な曲やダークでヘヴィーな曲はもちろん、エモーショナルなメロディーや叙情的なコード展開など楽曲のクオリティーは非常に高く、Akiの独特なハイトーンヴォイスが特徴的。
Silver-RoseのKouichiが加入したことでも話題になり、96年にメジャーデビュー。

大抵がメジャーへ行くと2~3年で魂を売ってしまう中、2004年に活動停止するまで一貫してダークでゴシックなコンセプトを保持していたのは非常にロックだと思う。
ずーっと黒。暗黒。
たまにラメなんかもあったかな?
いや、暗黒だから小さな闇も光って見えるだけ。

Laputaサウンドの特徴はKouichiのミドルを強調したアクティヴサウンドとJunjiの重低音ベースサウンド。
Kouichiはクリアトーンではパッシヴも使っているとインタビューで読んだことがあるが、基本的にはエフェクトをかけまくったEMGサウンドが特徴である。
Junjiのベースサウンドは周波数帯域の狭いスピーカーやイヤホンならハッキリ聴き取れないだろう。
これがダークさや個性に磨きをかけており独特のLaputaサウンドを作り上げている。
スピーカーやイヤホンによっては低音が強調され過ぎて音が割れることもあるほど。
後半ではパッシヴに切り替えていたが、やはり印象は大きく変わった。

お気に入りはシングル『Breath』。
カップリングの『Beautiful Place』も良かった。
これを聴くと学生時代の切ない思い出が蘇る。

ROUAGE

Vo. KAZUSHI → Ar-Page → ROUAGE → STRAY PIG → STRAY PIG VANGUARD
Gt. RIKA Silver-Roseローディー → 黒夢ローディー → Ad de Vidar → ROUAGE(00年脱退) → dibs
Gt. RAYZI → SILU(:)ÉT(Vo) → ROUAGE → STRAY PIG → STRAY PIG VANGUARD、ソロ → Flex-project
Ba. SHONO → DIE-ZW3E → Ad de Vidar → ROUAGE → STRAY PIG
旧Ba. Kaiki → R-STREET → Silver-Rose → ROUAGE(96年脱退) → WITH SEXY
旧Ba. YUKI → MISERY(Gt) → MANICURE → DIE-ZW3E(Gt) → ROUAGE(97年脱退) → Green Tea → Thee-O → Kashmir → Cashmir

93年結成。
黒夢のメジャーデビュー後の"名古屋系"をLaputaと共に牽引したバンド、ROUAGE。
今となっては伝説的なバンドと言っても良いかもしれない。
彼らの功績は、もっと評価されるべきである。

名古屋系らしいダークで狂気に満ちたスタイルで頭角を現し、人気を獲得していった。
実際には96年にメジャーデビューしているので、インディーズでは2年4ヶ月ほどの活動。その短期間で密な活動、ツアーを行い、3年経たないうちにミュージックステーションに出演していた。

インディーズの頃はメロディアスというより過激な曲の方が印象が強い。
SHONOのドラミングは非常にレベルが高いが、全体的にテクニカルというわけではなく魅せ方やオーラが強かった。
LaputaやMerry Go Roundもそうだが、コンセプトの強さと楽曲へのアプローチが非常に重要なんだと思える。

楽曲のクオリティーが急激に高くなったのはメジャー3作目の『CHILDREN』。
この辺は別記事で書きます。

2000年に中心人物のRIKAが脱退。
2001年活動停止し、事実上の解散となる。
残念です。

ちなみに私はROUAGEのライヴやトークショーにも行っていたガチファンです。

CROW-SIS

Vo. HERO → CROW-SIS → SIN(氷楼) → CROW-SIS
Gt. 松岡潤 → CROW-SIS → Lucide → STELLA MARIA → CROW-SIS
Gt. 伴好 FANATIC◇CRISISローディー → ROZERLYO → CROW-SIS →Eye for you → CROW-SIS
Ba. 佐伯麗 → DEATH TRASH → CROW-SIS → べっち~ず、CROW-SIS
Dr. → CROW-SIS → Eye for you → CROW-SIS

93年結成。
ROUAGEの日本青年館でのメジャーデビュー発表時に、ローディーをやっていたバンド。
"名古屋系"らしい黒い風貌で、曲はヴィジュアル系王道メロディアスパターン。
ROUAGEのメロディアスな曲調の流れを感じる印象。

97年に解散したが、2021年にメンバーが再会して25年前にリリースできなかったフルアルバムを再レコーディングしてリリース。
以来YouTubeチャンネル『CROW-SIS CHANNEL』を開設し活動をしている。
懐かしのゲストを呼んで当時の話をしたりして面白い。
年をとった今の自分たちを面白おかしく曝け出しており、好感が持てる。

20年以上の時を経て当時の曲を再レコーディング、というのは非常に面白い企画。
他のバンドもやってみたらリバイバルブームがきたり、一つの流れが出来そうな気もする。

雫…

Vo. 魅吊(MITSURU) → KIZ-ETU → 雫…
Gt. KATSU → STEINLESS(Ba) → スカトロヘルシーデス → 雫… → Medical Trance Peach → RAMAR
Gt. 碑澄(HIZMI) → KIZ-ETU → 雫… → Medical Trance Peach → glitz cafe
Ba. 妖舞(Yohma) → SILU(:)ÉT → Lore:Lie → 雫… → Medical Trance Peach → undercover → C-999 → CANDY TRIP
Dr. 紫楼(Shiro) → SILU(:)ÉT → Lore:Lie → 雫… → Medical Trance Peach → BRASH ROAR → C-999 → engram

94年結成。
戦争(反戦)をテーマにしており、ややメタル色を感じるプレイをしていたと思う。
あまり"名古屋系"というインパクトはないが、同時期のROUAGEやFANATIC◇CRISISとツアーを回っていた。
雑誌でもよく広告を見たなぁ。

MITSURUが黒夢の追っかけをしていたことからSilver-Roseにも興味を持ちバンドをやるようになっていったという。
バンドとしてROUAGEのローディーをやっていた時期があり、MITSURUはRIKAに嫌われていたようで強く当たられていたらしい。
その理由は、MITSURUがメイクバリバリで髪を立てて黒夢のライヴを観に行っていたとき、黒夢のローディーをやっていたRIKAはそれを気に入らなかったからだという。
後日打ち上げで仲良くなれたと言っていた。

96年か97年にSHOCK WAVEというライヴイベントで観たことがあるが、"戦争"というキーワードだけは強く印象に残っている。
当時の名古屋ボトムラインで最高動員数が2位。
1位はL'Arc~en~Cielで、3位が黒夢。
99年解散。

Romance for~

Vo. 和泉悠 → Brand New Kiss XXXX → 黒夢ローディー → Ad de Vidar → Romance for~ → LOW TAPPERS → Buzz69's → oto-ne culture
Ba. 長谷川実士 → JUNK YARD → Romance for~ → KieRE
Dr. 貴也 → Romance for~ → Gliss → undercover
旧Gt. KAZ → Romance for~
旧Gt. 戒依 → Material Slave → Romance for~ → WITH SEXY → HYSTERIC BLAME(Ba) → Vasalla → Cryella → dead mark enterprise → RED CARPET → NightingeiL
旧Dr. Shoji → ガスプ → Romance for~ → Lucide → Merry Go Round(03年加入) → Smells

94年結成。
ヴォーカルの和泉悠が黒夢のローディーをしていたことからバンド名の名付け親は清春。名古屋系+ネオヴィジュアルというスタイルで活動していたが、97年のメジャーデビュー時には衣装も化粧も落とし脱ビジュアル系。

和泉悠の歌声は幅広い曲調に対応できるもので、スタイルが変わろうと違和感はなかった。ただ曲と共にヴィジュアル面でもインパクトが薄くなりすぎて、長くは続かなかった。99年解散。

呪麗 (JULaeY)

Vo. 久夜 ROUAGEローディー → 呪麗 → JULaeY
Gt. 貴翔 → 呪麗 → JULaeY
Gt. 憂灯 → 呪麗 → JULaeY
Ba. ROUAGEローディー → 呪麗 → JULaeY
Dr. 零架 → 呪麗 → JULaeY

94年結成。
名古屋系では珍しく色々なバンドを渡り歩いていないバンド。
もしかしたら解散後各々バンド活動をしているかもしれないが、情報は無し。

怖そうなバンド名だが正統的なヴィジュアル系。
"名古屋系"でもダークではなく、むしろ白で少しキラキラ系。
FANATIC◇CRISISがダークから脱却したように、JULaeYも良い意味で万人ウケするような曲調を軸にしていた。
方向性や売り方次第ではGLAYのようになったのではないかと感じる。

この界隈で5年もメンバーチェンジすることなく続けていたのは稀。
それほど団結力があったのだろう。
POPな印象の強いバンドだが硬派である。
99年解散。

Lakshana (ラクシャナ)

Vo. 弥彦 → Lakshana
Gt. KENJI → Lakshana → PRESEDIA
Gt. Masaya → Lakshana
Ba. JUN → Lakshana → PRESEDIA
Dr. Sakura → Lakshana

94年結成。
退廃的でメロディアス、エッジの効いたリードギターや煌びやかなクリアートーンを軸としたヴィジュアル系らしい曲構成。
ジャパメタムーヴメントに続いて、Silver-RoseやLUNA SEAの人気でこのようなスタイルが90年代ヴィジュアル系の定番となった感がある。

このスタイルで抜きん出るには至難だ。
90年代半ばまではヘタクソでもデビューできていたが、歌唱力・技術力に加え相当なインパクト、コンセプトがなければ埋もれてしまう。

言ってみればGLAYもインディーズ時代はこのようなスタイルであり、YOSHIKIや土屋昌巳との出会いを経て95年にはプチブレイクし、独自のクリエイティヴセンスでバンドを大きくしていった。
La:Sadie'sは奇抜なヴィジュアルと狂気を突出させた楽曲で人気を得てDir en greyへ続いた。

今も当時もスタイルが重なり淘汰されるバンドの方が圧倒的に多かった。

Lakshanaを聴くとそんな事を考えてしまう。
決して悪くないのだが、インパクトや歌唱力、表現力を考えると埋もれてしまう。
"名古屋系"というのは悪く捉えると、型にハマること、とも考えられる。
そこに音楽的な決められたルールは無いはずだから、逸脱して独自の表現力を見出し伸ばすことで羽ばたける能力はあったはずだ。
97年解散。

DELAY (後にゼリ→)

Vo. Yafumi FANATIC◇CRISISローディー → DELAY → ゼリ→ → LAID BACK OCEAN → LAID BACK OCEAN、PUNK BACK OCEAN → LAID BACK OCEAN、PUNK BACK OCEAN、Jelly→
Gt. Kazuki → DELAY → ゼリ→ → LAID BACK OCEAN → LAID BACK OCEAN、PUNK BACK OCEAN
Ba. Yutaro WITH SEXYローディー → DELAY → ゼリ→ → LAID BACK OCEAN → undervar、シシド カフカ(サポート) → undervar、SADS
Dr. Kohei → DELAY → ゼリ→

94年結成。
元はヴィジュアル系だったが99年、清春プロデュースの下、バンド名を『ゼリ→』に改名&メロディックパンクに路線変更しメジャーデビュー。(後にJELLY→と表記を改名)

ゼリ→としてはそこそこ人気を集めていたが2008年、Koheiの不祥事により解散。

2019年、メジャーデビュー20周年を記念しYafumi1人で期間限定での活動を再開。
またYutaroがSadsのベーシストとして選出されたのは感慨深い。

魂爵惑~メフィスト

Vo. Tsurugi → DEATH TRASH → 魂爵惑 → D.I.S.C → Lucide → STELLA MARIA → MIND HEAD
Gt. BOBBY → HYPER → 魂爵惑 → DOUGHTY → 7seven → NUDE → 999-three nine-、NO GOD → THUNDER SHOUT
Ba. 嗣雲(ツクモ) → DESIRE → 魂爵惑
Dr. 姫露(ヒロ) → AROMA → 魂爵惑

95年結成。
短い活動期間だったが存在感があり、歌唱力は高かった。
読み辛いバンド名ですね。
96年解散。

ACiD

Vo. Akito → ナディア(Gtアキナ) → ACiD
Gt. Satoshi → Michiru PROJECT、ACiD
Gt. Ryuma → ACiD
Ba. tetsu → ACiD → メリー(テツ)
Dr. Koji → ACiD
旧Vo. TOMOKI → THE 6FEET UNDER → ACiD
旧Vo. Masaki FANATIC◇CRISISローディー → ACiD → CROIX(月夜)

95年結成。
ダークさや狂気さは薄い"新世代的名古屋系"。
JULaeYやLakshanaと系統としては同じ。
キメすぎている歌声に少し近寄りがたさを感じるが、まとまりのあるバンド。

SIAM SHADEの栄喜が結成したACIDとは別物。
2001年解散。

Orphee (オルフェ)

Vo. Makoto → Orphee
Gt. Mai → Orphee → DIET-COKE HEAD BABIE DREAMS
Gt. Kiyotaka → Orphee
Ba. MAXXX → Ti+Dee → Orphee → Merry Go Round → Smells → SPOOKY JAM → PSYCHO LIZARD、VERSUS
Dr. RAN → VIVIAN LEE → 黒夢(サポート) → MISERY → DIE-ZW3E → Be Free → Orphee → Kraidhearz
旧Dr. → Tiena-yui → E=RAZOR → Orphee → LAPSE → Another you → kein → Blast、GULLET(サポート) → Rick → the studs → オトガデッド、DIMMDIVISION.

95年結成。
非常に爽やかな歌物ソフトヴィジュアル系バンド。
V系御用達の円盤屋にも推されていて広告もよく見た。
MAXXが目立ちすぎて面白かった。

爽やかすぎて"名古屋系"の中では浮いてたね。
演奏も歌も上手だし悪くはないけど強烈なコンセプトのバンドが多い中、この手のバンドは地味に見えてしまう。
どこにもこういうバンドはいたけど、生き残ったバンドはいるのだろうか?
SOPHIAくらいかな?まぁSOPHIAには華があったし、歌声もインパクトあるしな…。
2000年解散。

グルグル映畫館

Vo. 天野鳶丸 → 酸欠マンホール → グルグル映畫館、無恥鞭アナゴ、元帥・鳶丸、面会謝絶
Gt. 沼倉真 → CRY《MU》 → ブーメランキックチョップ、グルグル映畫館、Whiz Witt、前進シタトコロノ奥ノ沼、TOMCAT → THE THINNERS
Ba. ゴキミ → ヒーローズ → 東京ヒーローズ → WORLDisMINE、グルグル映畫館、東京ヒーローズ → GalapagosS → Aichi.xxx
Dr. 前田一知 → GELGOOG → shame、グルグル映畫館、hate77、無恥鞭アナゴ、夷狄 → 落語家(桂りょうば)
旧Gt. 山田俊介 → グルグル映畫館
旧Ba. 吉川昌利 → 酸欠マンホール → グルグル映畫館、第14帝國、無恥鞭アナゴ → 大日本意識革命軍狂暴、デウスエクスマキナ、太平洋ベルト、無恥鞭アナゴ
旧Ba. 玉腰勲 → NOISE OFF → 粗塩 → DEATH TRASH(Gt.) → La dear → SHADE OF CRYN → Blind → グルグル映畫館 → 日々全てを飲み込むフカモカ(Vo.)
旧Dr. 松島広治 → グルグル映畫館

95年結成。
学ランに白塗りメイク、昭和エログロ歌謡バンド。
ここまでのコンセプトを持ったバンドは名古屋系にはいなかった。

犬神サーカス団と似たような不気味さはあるが、基本的に曲は昭和歌謡テイスト。
ライヴでは寸劇を取り入れ独特な狂気を放っていた。

2012年解散。
ヴォーカルの天野鳶丸は2015年に死去。

WITH SEXY

Vo. Syo → WITH SEXY → 'cause
Gt. 鈴音 → LAZY-SLEAZY → IL'NAIGE → WITH SEXY → HYSTERIC BLAME → Vasalla → SICK → ナナイロ
Gt. 戒依 → Material Slave → Romance for~ → WITH SEXY → HYSTERIC BLAME(Ba) → Vasalla → Cryella → dead mark enterprise → RED CARPET → NightingeiL
Ba. Kaiki → R-STREET → Silver-Rose → ROUAGE → WITH SEXY
Dr. kei → SRUxTI → LOVECRAFT → WITH SEXY → S-tear → S-RAVE → New Culture Missile → glitz cafe → NightingeiL(サポート)
旧Gt. KIL → WITH SEXY
旧Gt. SIN → WITH SEXY → NEO-SADISM → Vasalla → Syndrome → D → KISAKI PROJECT
旧Ba. SEKI → WITH SEXY
旧Ba. 優雅 → Vasalla → WITH SEXY → SELENE → 'cause → ZEG
旧Dr. HIRO → WITH SEXY
旧Dr. 一聖 → WITH SEXY → CLeiR

89年福岡にて結成。
ROUAGEを脱退したKAIKIが96年に加入し、活動拠点を名古屋に移行。
KAIKIが設立したレーベル『Soleil』第一弾アーティストとしてシングルをリリース。
この一連の流れで名が知れ渡った。

KAIKIが名古屋系インディーズ界では重鎮であるため注目も大きかったが、ROUAGEファンである私はWITH SEXYのシングルを買って肩透かしを食らった。
思ったよりレベルが低くて…。
「今更こういう感じか…」というコテコテ感、技術、サウンド。
96年はROUAGEとLaputaがメジャーデビューし、Merry Go Roundが『-S-』をリリースした年。
当然無意識で横並びに比較してしまうわけだが、"「天と地」と「0と1」と"である。
そう、PIEROTTが『パンドラの匣』をリリースした年でもあったな。

98年解散。
その後何回か限定ライヴを行うなどしている。

ちなみにKAIKIは現在豊田市でハウスクリーニング/補修会社を営みながらライヴ活動をしている。

La'Mule(ラムール)

Vo. →ノイズの神経(Gt) → La'Mule → Red Carpet(Vo&Gt.藤本和久) → NightingeiL → ゲノ → CELL → NightingeiL
Gt. NAO → Si・es・ta → If → La'Mule → CELL → NightingeiL(ナオ)
Gt. SIN → LAIZE → If → La'Mule → ソロ → CELL → UNDER FALL JUSTICE(サポート)
Ba. ISUKE → La'Mule → スマグラー(威介) → VELVET DEEP SLOW(長田大介) → the droop
Dr. YOU-YA → La'Mule → Red Carpet(濱本裕也) → number mouse(サポート)、仏滅ヘッドロック(ユウヤ) → number mouse、Pink-Tribal、VABEL
旧Gt. Yuki → La:Mule → KREUZENVAIZE → Vell Dead La'vas
旧Gt. Fumi → La:Mule → Vell Dead La'vas
旧Dr. MATAII → La:Mule
旧Dr. KAZUTOSHI → La:Mule

1996年高知県にて結成。
97年にKAIKI(ex.Silver Rose、ROUAGE、WITH SEXY)が主催する名古屋のインディーズレーベルSoleilに所属。
初期はLa:Muleという表記だった。

コテッコテなV系全盛期に現れたバンド。
初期は黒服だったが、血塗り+包帯の衣装にして覚醒。
全体的にメロディアスで甘いトーンのヴォーカル。
イケメンで演奏力は定評があり、衣装のインパクトも強く当時ガンガン雑誌に取り上げられていた印象がある。
人気やその存在感から確実にヴィジュアル系の歴史に爪痕を残したバンドである。

おどろおどろしい見た目のインパクトとは裏腹にLa'Muleの楽曲は比較的聴きやすい曲が多い。
クリアトーンとディストーションを左右で分けた疾走感のあるV系らしい楽曲群。

だが、"名古屋系譜"らしい曲も存在する。
これは黒夢が築き上げたものであると思っているが「語りの入ったツタツタリズムの発狂」である。
個人的には「親愛なるdeathリズム」と呼んでいるが。
ROUAGEやLaputaも初期にやっていた"ソレ"である。
あくまでもパクリではなく"系譜"と捉える。

La'Muleの年代だとDir en greyも大きな影響を受けていたのが明確。(正確にはLa:Sadie'sから)
まさに90年代だ!
しかし、見た目や曲調から比較されてきた両者であるが、この界隈は何やら不穏な噂もあるようだ…。(興味のある方は検索してみてください)

後に自身のレーベルを設立するが、2003年に無期限活動休止、数回限定復活ライブを行った後に2012年4月に解散。
活動休止した頃はヴィジュアル系としては衰退期で厳しい時代だった。
2014年にはイベントで限定復活をしている。

La'Muleの楽曲で特に強い人気を誇っているのが「ナイフ」という曲。
この曲は今も名古屋系の新鋭バンドやセッションでカヴァーされており、名古屋系譜の一つとして継承されている。

CLOUD

Vo. 悠希 → CLOUD → The Rainmakers → Filmstock → Cinderella Knight → Venomstrip
Gt. 圭司 → CLOUD → The Rainmakers → Filmstock
Ba. 隼人 → CLOUD → The Rainmakers → Houdini → Santiago
Dr. 香二郎 → CLOUD → The Rainmakers → Houdini → Santiago

96年結成。
CLOUDを"名古屋系"と呼んで良いのか?というところだが、ハートランドを拠点にしていたのでそういうことなのでしょう。
一応ソフトヴィジュアル系なので"名古屋系"に括られており、Break Outに出演していたのでヴィジュアル系というカテゴリーに属するのは間違いないが個人的にはギターロック系な印象。

でも良い曲多いですね。
音も良いし、歌も上手い。
なんかここまで書いてきてCLOUDの曲を聴いたら心が洗われました。
ダーク系ばかりなのでCLOUDが輝いて見えました。

2000年にメジャーデビューしたが翌年秋にはインディーズに戻り事務所も移籍。
02年解散。

Lustair (ラステア)

Vo. Yuina → ジレイ → Lustair → Lamiel → Blast
Gt. Mayou → Lustair → Verfe~gorl → Hys → aura hysterica → VariouS → Lolita cord
Ba. RUKA → Lustair → Lamiel → kein
Dr. Kyoka → Lustair
旧Gt. Reo → Lustair → kein → GULLET → lynch. → lynch.、kein
旧Dr. Rui → Lustair

96年結成。
『終焉の果て…』というデモテープ1本のみを残していったバンド。
初期黒夢やLaputaのような"名古屋系らしい"ダークネスと凶暴性を受け継いだスタイル。
"コテコテ"なヴィジュアル系だが、ルックス良く楽曲もしっかり独自性が確立されており、もう少し早く出てきていたら状況は変わっていただろう。

しかしながら97年に解散。

Lamiel

Vo. 維那 → ジレイ → Lustair → Lamiel → Blast
Gt. 依織 → RESIST → Phobia → Blast → Lamiel → Siva → SIVA → cocklobin → Femme Fatale → Sioux → Phobia
Gt. → Lamiel
Ba. 秀朗 → ジレイ → Theia → Another you → Lamiel → Blast
Dr. トキ → LAZEAR → Theia → Lamiel → deadman
旧Gt. aie → LAPSE(悠依) → Another you(悠依) → Theia(YUI) → Lamiel → kein → deadman → the studs、HIGH FASHION PARALYZE → KEEL、THE MADCAP LAUGHS、gibkiy gibkiy gibkiy → the god and death stars、gibkiy gibkiy gibkiy、deadman、kein
旧Ba. RUKA → Lustair → Lamiel → kein

97年結成。
Lustair解散後、維那(Yuina)と晶が結成。
Lustairで得ていた人気と勢いそのままに"コテコテな名古屋系"で攻めたバンド。
初期はドラムメンバーがおらず打ち込みだった。

Lustairが1年程の活動だったこともあり、Lamielではやりたいことができていた感じがする。"名古屋系"の今後を担う重要な位置にいたのではないか。

しかし維那の歌声は良くも悪くも聴きやすい声をしている。
声に太さや強い特徴があればバンドの強みになり、より印象的なバンドになる。
演奏が良かろうと結局は声でバンドの良し悪しが決まってしまう。
歌唱力・表現力がメジャーやブレイクへの条件とするなれば、Lamielはやや弱く思ってしまう。

"名古屋系"としては正統派なスタイルだが時代的にこの手のバンドは全国的に多くなり、やがて飽和状態になっていく。
また、PierrotとDir en greyの台頭により"クラシックなヴィジュアル系"の人気に陰りが出てきてしまったのは否めない。

2000年解散。

Kein (カイン)

Vo. 眞呼 Merry go Roundローディー → kein → deadman → deadman、LOA-ROAR、kein
Gt. 玲央 → Lustair → kein → GULLET → lynch.→ lynch.、kein
Gt. aie → LAPSE(悠依) → Another you(悠依) → Theia(YUI) → Lamiel → kein → deadman → the studs、HIGH FASHION PARALYZE → KEEL、THE MADCAP LAUGHS、gibkiy gibkiy gibkiy → the god and death stars、gibkiy gibkiy gibkiy、deadman、kein
Ba. 攸紀 → Theia → Risk → kein → deadman → GULLET → デスゲーム。 → the God and Death stars → the studs → dim my division → DIMMDIVISION.、StrangerSaid.、HOLLOWGRAM → kein
Dr. Sally → 101A、koldcake、No Name Lounge、SELVES → 101A、kein、koldcake、No Name Lounge、SELVES
旧Ba. → Risk → kein
旧Ba. RUKA → Lustair → Lamiel → kein
旧Dr. → Tiena-yui → E=RAZOR → Orphee → LAPSE → Another you → kein → Blast、GULLET(サポート) → Rick → the studs → オトガデッド、DIMMDIVISION.

97年結成。
ROUAGEやLaputa、Merry Go Roundの"名古屋系らしい"系譜を継ぎながらも、昨今にも通じる次世代的サウンドで人気を博した。

アヴァンギャルドでパンキッシュ、そしてメロディアスで叙情的な面も上手く折り交ぜ文学的な詩を操る。
近年の何のヒネリもない単純な詞を歌うバンド達は見習ったほうが良い。

00年に解散。
2022年8月、22年ぶりに再始動を発表。
aie忙しすぎ。

S (エス)

Vo. DAI → D'reysir → S
Gt. ITSUKI → R,via → S → no.13 → ソロ、DeBug
Gt. YUNA → R'via → S
Ba. Zekki → R'via → S
Dr. REINA → CROSS → S → SIX-R(サポート) → SL-R
旧Vo. Miyamichi → S → 雀羅 → ルフィー嬋命~RUEPHY ALIVE~ → pashya

98年結成。
学生服や特攻服、ジャージやスーツなど作品リリース毎にコンセプトが変わりメンバーカラーもあった新世代名古屋系バンド。
奇抜で刺々しい見た目をしているが楽曲はいたって真面目で、見た目の割にはまとも(?)に音楽をやっていた。
ヴィジュアルやステージングで人気を得ていき、ヤンチャな少年たちは徐々に大人になり頼もしい兄ちゃん的なバンドへ成長していった。

メンバーの他プロジェクトやYUNAの病気などにより2004年に活動停止。
だが1日限定ライヴやイベント出演を行うなどメンバー間の親交は続いている。
2019年には"S ~V Type Band~"というYou Tubeチャンネルを開設し、20年にはOFFICIAL Twitterも開設した。

You Tubeでは当時のライヴ映像や曲のリメイクを公開している。

deadman

Vo. 眞呼 Merry go Roundローディー → kein → deadman → deadman、LOA-ROAR、kein
Gt. aie → LAPSE(悠依) → Another you(悠依) → Theia(YUI) → Lamiel → kein → deadman → the studs、HIGH FASHION PARALYZE → KEEL、THE MADCAP LAUGHS、gibkiy gibkiy gibkiy → the god and death stars、gibkiy gibkiy gibkiy、deadman、kein
旧Ba. 攸紀 → Theia → Risk → kein → deadman → GULLET → デスゲーム。 → the God and Death stars → the studs → dim my division → DIMMDIVISION.、StrangerSaid.、HOLLOWGRAM → kein
旧Dr. トキ → LAZEAR → Theia → Lamiel → deadman

2000年結成。
Kein解散後に眞呼、aie、攸紀、トキで結成された。

Keinの持っていたアヴァンギャルドなスタイルにオルタナ色を強く入れ、現在に続くaieの独特なギタープレイが開花した。
バンドとして大きな成長を見せており、好きなことをやれている感じもするしエンターテイメントとしてもレベルの高いバンドだと思う。

メンバー各々が高いスキルで表現できており、USオルタナティヴロックのようなアプローチで"ヴィジュアル系"と括るには小さすぎるとさえ感じる。
もはやトップクラスのクリエイティヴィティーだ。

2006年に活動休止をしたが、2019年より活動を再開している。
さらには2022年にKeinも再始動。
ホントaie忙しすぎ。

GULLET (ガレット)

Vo. → D'elsquel → Galruda → GULLET → 9GOATS BLACK OUT → HOLLOWGRAM、TAG、KEEL、DÄLLE
Gt. → Dimensia → CROIX → GULLET
Ba. ゆきの → Theia → Risk → kein → deadman → GULLET → デスゲーム。 → the God and Death stars → the studs → dim my division → DIMMDIVISION.、StrangerSaid.、HOLLOWGRAM → kein
Dr. 響(サポート) → Tiena-yui → E=RAZOR → Orphee → LAPSE → Another you → kein → Blast、GULLET(サポート) → Rick → the studs → オトガデッド、DIMMDIVISION.
旧Gt. 玲央 → Lustair(Reo) → kein → GULLET → lynch.、Kein
旧Dr. アキ → SIN → Sixx…(サポート) → GULLET

2002年結成。
キャリアと実力を持ち合わせているメンバーで構成されたバンド。
"名古屋系"らしい風貌に退廃的な美しさを纏ったアーティスティックで多彩な曲調。
個人的にはGULLETを聴くと絵画を観ているような気持ちになる。

2年程の活動で解散してしまったが、彼らの理想は高次元な音楽性だったように思える。またそれが魅力として複雑で奥深い音楽を表現していたと感じる。
「ダークネス」や「激しさ」という言葉では薄っぺらくて、それを形成する物質や感情を"声と楽器で表現するクリエイティヴ集団"というような印象。

ヴォーカル漾の世界観とステージングはカリスマ性を持っており、また声質はDir en greyの京に似ているところがある。
元Kein組のアヴァンギャルドなプレイとの相性は抜群。
音源を聴けばわかるが、今いるそんじょそこらのバンドの数段階上で更に数段階斜め上を行っている。

メンバーの脱退、また求める音楽的、活動においての目標、理想などの相違により2004年に解散。
また聴きたいバンドの一つだ。

名古屋出身バンドだが"名古屋系"とは括られないバンド

lynch.

Vo. 葉月 → KUSSE → Berry → ベリィ → デスゲイズ → lynch.、ソロ
Gt. 玲央 → Lustair(Reo) → kein → GULLET → lynch.、Kein
Gt. 悠介 → HYBRID-ZOMBIEZ(ヒスイ) → lynch.、健康
Ba. 明徳 → ASS'n'ARRow → meth.(AKN) → lynch.、VIVACE
Dr. 晁直 → Sicstar → lynch.

2004年結成。
kein、GULLETの活動である程度名前が知れ渡った玲央と、ほとんどの曲のメインソングライターである葉月が中心となったラウドロックバンド。
"名古屋系"と括られることは否定しており、ルーツは"名古屋系"にあるが自分たちの音楽はそこには属さないと敬っている。

2000年前後から、ラウドロックバンドはかなり増えた。
ミクスチャーバンドも増え、当時の流行りは明確に見て取れた。
同時に流行りに対する否定的な声も多く、特にDJを取り入れたスタイルのバンドはその対象となることが多い。
その中身の無い内容に「ロックは死んだ」とも言われていた。

次第にラウドロックの流行りは落ち着き、ポストパンク・リバイバルやガレージ、EDM(ニューレイヴ)などいくつかのムーヴメントが流れていった。

そんな中lynch.はラウドロックを貫き個性を確立させた。
当時の流れに影響を受けたのは事実だろうが、純粋にやりたいことをやっているということだろう。
ラウドではあるが、そこには繊細さや美しさも混在している。
彼らにしかできない「lynch.というジャンル」が、"名古屋系"と括れない要素である。
しかしその要素には"名古屋系"が築き上げてきたロックの遺伝子がある故のものだろう。
2021年に一時活動を休止し、メンバー各々サイド活動を始めた。

Lycaon (リカオン)

Vo. 悠希 → Lycaon → Initial'L
Gt. → ジャガー → Lycaon(リト → 零) → 瞬獄殺 → Initial'L
Gt. サトシ → Amulet* → Lycaon → Initial'L
Ba. 緋遊 → Minerva → ジュリエット → Lycaon → Initial'L
Dr. 一朗 → RoyalMarry → ダイス→ Ends∞Infinity → DISQLOC. → Lycaon → Initial'L

2007年結成。
2000年に入りヴィジュアル系は氷河期を迎える。
しかし時代は繰り返すもので2~3年経てば再評価されたり、ムーヴメントがまた起こる。
そんな何度目かのヴィジュアル系ブームでわんさか新たなバンドが生まれている中Lycaonは結成された。

この頃のヴィジュアル系はキラキラ系のアイドル的なバンドが多い。
しかし演奏・歌唱力は90年代に比べると遥かに高いレベル。
昔ほどお金を使わなくても良い音が作れるようになり、より多彩なサウンド作りが可能となった。
世界的な評価へも広がり海外公演を行うようになり、ネオヴィジュアル系と呼ばれるようになった。

その分"名古屋系"らしさが薄まるバンドが多いというか、否、幅が広がったと捉えるべきか、もはやジャンルやコンセプトで判断するのではなく精神的なモノに昇華されつつあると感じた。(lynch.にも思えることだが)
Lycaonはそんな時代の一部のバンドに過ぎないが「名古屋バンドとしてのプライドがあった」として"名古屋系"精神をしっかり引き継いでいた。
そこには自分たちが名古屋系を汚してはいけない、後輩の夢を壊してはいけないというような思いがあったという。

区別がつかないくらい似通ったバンドが多い中、こういった信念は非常に重要なものだろう。
世界>日本>音楽業界>ロック>ヴィジュアル系>名古屋系、という小さなカテゴリーの中からLycaonは堂々とロックしてたんじゃないかと思います。

2015年に解散したが、一年後に同メンバーでInitial'Lを始動。
ジャンルに因われない幅広いロックを追求し、2022年解散。

アルルカン (ARLEQUIN)

Vo. → Diverse glare in Riot → アルルカン
Gt. 來堵 → ジゴロ → Arpege → アルルカン
Gt. 奈緒 → Shelley → Cu[be] → アルルカン
Ba. 祥平 → -DIEVA- → シンディケイト → アルルカン
旧Dr. 堕門 → Velllapis → LeVia → アルルカン

2013年結成。
メインソングライターの奈緒が名古屋出身であり、楽曲に"名古屋系"の要素を取り入れた"次世代名古屋系"を謳っているバンド。
黒夢やLaputaの「切なさ」と「激しさ」の両立がそうであると言っている。

現代的なラウドなサウンドではあるが、聴けばLaputaやROUAGEに通ずる"名古屋系"要素を感じ取ることができる。
どこか90年代のようなオーソドックスな曲展開が懐かしくも感じ、多彩なサウンドとプレイで個性を表現している。
きっと当時の名古屋系バンドが現在もブレる事なく続いていたら、このようなバンドになっているのではないだろうかと思う。

ただ2005年前後からのバンドは似通っていることは否めない。
その中で「自分達らしさ=名古屋系」という意識があることが重要でそれを貫いて欲しいと思う。


名古屋系をまとめてみて

名古屋系初期から次世代名古屋系までざっくりまとめてきたが、さすがに多いですね。
代表的なバンドをいくつかピックアップするだけでも良いのだが、個人的に名古屋系の歴史を細かく知りたいことから書き上げた。

私は名古屋出身ではないが、名古屋系の影響は確実に受けている。
そもそも地域名が入った表現・ジャンルは他に聞かないし、ここまで築き上げてきたことには改めて感動した。

また今後バンドは増えることになるだろうし、修正する箇所もあるかもしれない。
時間潰しの"名古屋系年表データベース"として残しておこうと思います。

いただいたコメント

  1. ゆず より:

    バンギャ初心者の中学生です!
    名古屋系なんてタイトルにつられてちらっと覗いてみたら
    めちゃくちゃ読みやすくて最初から最後までじっくり読んじゃいました 。
    何より動画のリンクを置いてくれてるのが嬉しくて!
    私すごい良い曲に出会えちゃいました 。 ありがとうございました!

    • rockin-high801 より:

      ゆず様 コメントありがとうございます☆彡
      名古屋系はV系の輝かしい歴史です!
      是非お気に入りの曲を教えていただきたいです♪

  2. kkk より:

    名古屋系を題材にした記事の中で、最も読みやすく良質な記事に感じました。読み応えバッチリで、楽しませて頂きました!!名古屋拠点のバンドで知名度があったバンドとして雀羅とLa’Muleを加えて頂けるとより完成度が上がるように思いました。

    • rockin-high801 より:

      kkk様 コメントありがとうございます!
      La’Mule懐かしいです(´Д` )
      是非、雀羅とLa’Muleを加えさせていただきます☆

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執筆者:Arlie

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