Gretsch

- グレッチ -
1883年、アメリカ・ニューヨークにて設立。
ギター・ベース・ドラムを生産している。

ドイツからの移民であるフレデリック・グレッチによって創業され、当初はバンジョー・タンブリン・ドラムなどを扱っていた。
1895年にフレデリックが亡くなり、子のフレッドが会社を継ぐ。
1916年にウィリアムスバーグのビルに会社を移し、これを機にグレッチはアメリカの代表的な楽器メーカーへと成長することとなる。

6120やホワイトファルコンというGretschを代表するモデルがヒット。
様々なアーティストが愛用することによりトップブランドの地位を獲得。

以降はGibsonとFenderの2大ブランドが台頭し、Gretschは経営不振に。
買収され、後に工場が火災、、、そして製造中止へ。
そんな中Stray Catsのブライアン・セッツァーがGretschを使用したことにより、再び評価が上がり始めた。
買収を繰り返した後にグレッチ一族の手に戻り製造を再開。
以降人気は根強く、ファンの間ではヴィンテージ物の取引も盛んに行われている。

現在販売されているグレッチのギターはほとんど東アジアにて生産されているが、一部アメリカ製の「カスタム・ショップ」製モデルもある。

2003年にフェンダーと提携関係の契約を締結。
創業者フレデリック・グレッチの孫フレッド・グレッチ3世がブランドの所有権を維持しながら、グレッチブランドの楽器の開発・流通・販売はフェンダーが行っている。

ギターブランド一覧へ戻る

ギターブランド一覧へ戻る